
みなさん、こんにちは!
カルブロ!へようこそ!
管理人のミヤヒロです!
- 『ザ・スーサイド・スクワッド』のあらすじ・ネタバレあり感想が知りたい
- 『ザ・スーサイド・スクワッド』で誰が生き残るのか気になる!
今回は2021年8月13日公開の
『ザ・スーサイド・スクワッド
“極”悪党、集結』をご紹介します。
本作はDCコミックスに登場する
スーサイド・スクワッド:捕まったヴィランたちで構成された決死部隊
を描いた物語で、2016年にもウィル・スミス主演で実写映画化されています。
しかし本作は、前作『スーサイド・スクワッド』の続編ではなく、リブートということでいわゆる“作り直し”になっており
ジェームズ・ガン:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ
が監督を務めています。
前作に比べて
- ヴィランが倍以上登場する
- マイナーキャラクターが多い
ので、一体誰が生き残るのか、公開前から話題となっておりました。
ジェームズ・ガン監督がやりたい事をしていいという約束で実現したガン版『スースク』
それではさっそく、『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』のあらすじ・ネタバレあり感想を始めていきます!
ぜひ最後まで読んでいってください!
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『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』あらすじ
政府職員アマンダ・ウォラーは、ベルレーブ刑務所に収監される悪党たちで“スーサイド・スクワッド”(タスクフォースX)を結成。
“スーサイド・スクワッド”はアマンダの指令で減刑と引き換えに、南米の島国コルト・マルテーゼに派遣される。
任務は、秘密裏に研究されている“スターフィッシュ計画”に関わる全てのものを破壊すること。
しかし、上陸するやいなや反米を掲げる軍に襲撃を受け、それぞれの悪党が特技を生かして応戦するも。
『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』ネタバレ感想!
カルブロ!的オススメ度 93点
- 本当に15禁?想像以上のグロ描写!
- 序盤から大裏切り!チーム1全滅!?
- ハチャメチャだけど破綻していないガン監督の構成力!
- ブラッドスポートとピースメーカーのライバル関係が良い!
- ハーレイ・クインとジャベリン(のヤリ)コンビも見どころ!
- 原作大無視!ポルカドットマンが意外と粘る!
- ラスボスは
スターロ!アマンダ!
原題:THE SUICIDE SQUAD
公開日:2021年8月13日(日本)
上映時間:132分
監督:ジェームズ・ガン
キャスト:マーゴッド・ロビー/イドリス・エルバ/ダニエラ・メルシオール/ジョン・シナ/デヴィッド・ダストマルチャン/シルヴェスター・スタローン/ジェイ・コートニー/マイケル・ルーカー
グロ満載!気持ち良い裏切りの連続!

最高・・・。
この一言に尽きます。
2作目(続編ではない)になるので、スーサイド・スクワッドの設定や結成されるまでのストーリーは大幅にカットされています。
テンポよく2−3分でチームが集合し、5分経つころには海岸での戦闘が始まり、そして
半分近くのヴィランが退場する
という衝撃展開を見せてくれます。
さらにグロ描写も想像以上で、15禁ということで予想はしていたもののそれを上回るグロテスクの連続です。
銃で撃たれたところは顔だろうが胴体だろうがしっかりえぐれ、人体の断面までしっかり映します。
終盤のキング・シャークなんかケンタッキー感覚で人の頭ずっとかじってました。
そんな映画見たことあります?笑
またヨトゥンヘイムのシーンでは人体実験の描写もあって、爽快!ではごまかせない精神的にきつい胸糞グロ描写もあります。
たとえば上半身だけで臓器丸見えのまま生かされていたり、顔面の皮フが星形に剥かれていたり。
作品全体を通して、そういったグロ描写やブラックジョークが多く、また序盤のように観客を裏切るぶっ飛んだ展開も多いためハチャメチャな第一印象を受けます。
しかし、タイムラインやキャラクターの行動理由は違和感のないように丁寧に管理されていて、ジェームズ・ガン監督の賢さや構成力がみて取れる傑作でした。
2時間以上の長編には感じないジェットコースタームービー。
誰が生き残る?死因一覧!

『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』の“スーサイド・スクワッド”は14名(シンカーを除く)のチームで構成されています。
その人数の多さとほとんどが名前も聞いたことのないマイナーキャラであることから
誰が生還するのか?
というのが1番の関心ではないでしょうか。
作中でも政府職員たちが、誰が生き残るのかを賭けていましたが、序盤の
チーム1ほぼ全滅
は、かなり衝撃展開で、ミヤヒロ的には良い意味で序盤が最高潮。
まずは復習がてら生還組・死亡組一覧から紹介します。
生還組
- ハーレイ・クイン
- ブラッド・スポート(銃の名手)
- ラットキャッチャー2(ネズミを操る)
- ピース・メイカー(銀ヘルメット)
- キング・シャーク(サメ)
- ウィーゼル(イタチ)
死亡組
- リック・フラッグ(大佐)
→ピースメーカーに心臓を刺される - サヴァント(白髪ロン毛)
→パニックで逃亡しアマンダにより爆破 - キャプテン・ブーメラン(ブーメラン使い)
→墜落するヘリの爆発に巻き込まれる - ポルカドットマン(水玉)
→スターロに潰される - シンカー(頭に棒)
→スターロに引きちぎられる - ブラック・ガード(裏切者)
→反米軍から顔面に射撃 - T.D.K(腕が取れる)
→反米軍から腕を射撃 - ジャベリン(ヤリ使い)
→反米軍から全身射撃 - モンガル(女異星人)
→墜落したヘリがのしかかり焼死
見事動物組は全員生還!
チーム1はほぼ全滅でしたが、あのメチャクチャな戦いっぷりは期待通りのイカれ具合でした。
序盤からピーク!チーム1の上陸作戦!

リックが率いるチーム1(サヴァントやウィーゼル)の上陸でまさか7人も死んでしまうとは・・・
※実際は6人
まず、ウィーゼルの溺死について。

序盤から誰か死ぬだろうなぁ
とは思っていましたが、まさか敵と戦うことなく死ぬとは思いませんでした。
その上、ここまでのシーンでウィーゼルは
- ギョロ目でガリガリ、ぐえぐえ言ってる気持ち悪さ
- 27人の子供を殺したエピソード
など1番存在感を放っていたので、そのあっけなさに「おぉ・・・こういう感じか笑」とスースクの洗礼を受けた気分に。
しかし、洗礼はまだまだ続きます。
ある意味、本当の最初の犠牲者は、ブラックガードです(ウィーゼルは生きていたので)
彼は敵に内通していた裏切り者だったのですが、それがうまく通じず、軍に射殺されてしまいます。
印象的なのはその死に様で、銃撃で顔面がごっそりとえぐられており「おぉ・・・こういう感じか笑(2回目)」と。
そして衝撃的だったのが、ハーレイやリックとともに、前作から続投キャラクターのキャプテン・ブーメランの死です。
前作と本作は繋がりのない作品ですが、なんとなく前作の存在を匂わすようなハーレイとの親しげな会話もあり

大事にされるキャラかな
と思っていたので、顔面に木の破片が刺さりまくっているブーマーを見た時は「おぉ・・・こういう感じか笑(3回目)」と。
そこからモンガル、TDK、ジャベリンが、まさに“使い捨て”のように死んでいき、マイナーキャラだからこそ下調べしていったミヤヒロをあざ笑うかのような
DCからの解雇通告
が相次ぎます。
そして、締めのサヴァントの死。
- 上陸作戦までサヴァントメインで進行
- 『GOG』からガン監督と関わっているマイケル・ルーカーが演じている
- 冷静に戦場を観察している
こともあり、

ほぼ生還枠
とたかをくくっていたところに、まさかのサヴァント敵前逃亡。
「うわーん」と泣き出して、海に向かって泳いでいく彼の姿は原作と大きくかけ離れており、ここでミヤヒロは一夜漬けの原作知識を
全てかなぐり捨てることにしました
思い返せば冒頭で鳥殺しちゃった時点で、サヴァントの生還という道は消えていたのでしょう。
意外と普通じゃないブラッドスポートとライバル・ピースメーカー

イドリス・エルバ演じる
“銃の名手”ブラッド・スポート
は前作でウィル・スミスが演じた“デッド・ショット”のように“まともなまとめ役”だと思っていたのですが、大間違いでした。
最初にそれを感じたのは、ピースメーカーとの初対面のシーン。
特技もバックボーンも丸かぶりのピースメーカーを紹介されて、アマンダに対し「独自の能力を持ってる?俺と同じじゃないか!」的にキレ出した時は「おっと、まさか」と。
その後、リック救出作戦の際にピースメーカーと“どっちが派手に殺せるか対決”を始めたときには確信に変わりました。
こいつもまともじゃない、と
ピースメーカーに「俺の方が派手だ」と言われた時に「確かにそうだ」と悔しそうにしているブラスポ、良かったですよね。
というか、このリック救出作戦のシーン全体が面白い。
- 実は仲間でしたオチ
- ピースメイカーが寝ている男に斧で腹から頭までサクサクサクサクサクと刺す
- 普通に出てくる大人のオチ○チ○
など印象的なシーンが多いです。
いやぁ、映画で大人のオ○ン○ンを見る日が来るとは・・・。
またこのシーンはピースメーカーも印象的で、原作通りの“平和のためなら手段や過程は問わないスタイル”が上手に表現されていました。
アマンダの「殲滅(せんめつ)しろ」という指示に従い、襲ってきていない洗濯中の女性も殺害するところは、ピースメーカーらしい。
そんなブラスポとピースメーカーの終盤の戦いは
“善vs悪”というよりライバル対決!
ここのブラスポ登場シーンは本作で唯一
ヒーロー見参!
といった感じの登場で、ベタにかっこいい。
またそれが、8分前からの床落下ギャグからラットキャッチャー2のピンチに繋がる構図は、さすがジェームズ・ガン!と思わされました。
エンドクレジット後(ポストクレジット)でピースメーカー登場!

ポストクレジットでは、死んだと思っていたピースメーカーが生きていたことが明かされます。
本作の中ボス的な存在・ピースメーカーは、スターフィッシュ計画の真実をマスコミに流すか、任務通り証拠隠滅するかを巡って、リックと戦うことになりますが、
ピースメーカーが悪いですか?
ミヤヒロ的にはピースメーカーよりもリックが暴走したなという印象。
だって証拠隠滅という判断は私情ではなく、本来のミッションですから。
それに結局その証拠はマスコミに渡されることはなく、ブラスポによって交渉材料にされてしまいますし。
なので、ポストクレジットでピースメーカーが登場したときは、心の中で

よし!
2022年にピースメーカーのドラマが配信されることは知っていたのですが、“スーサイド・スクワッド”に登場する以上、本作で死んでしまう可能性は十分にあったので、彼の生存はかなり嬉しかったですね。
本作を見る前までは、変なヘルメットかぶってるし、コスチュームは私服みたいなもんだし、微妙なキャラだと思っていましたが、本作の中で3本指には入る好きなキャラになりました。
ハーレイ・クインとジャベリン(のヤリ)コンビ

“スーサイド・スクワッド”といえば、やっぱりハーレイ・クイン。
ラットキャッチャー2に焦点が当たる構成になっていましたが、それでも

まだまだハーレイの時代は終わらんな
と実感。
本作のハーレイは、前作『スースク』のクレイジー全開!という感じよりも『バーズ・オブ・プレイ』の女の子!って感じのキャラに近い印象。
特に恋仲になりかけた大統領を射殺するシーンの“ハーレイがクレイジーだから殺した”のではなく、“ヤバそうな相手だから殺した”感じは、本気で彼氏探しをしている女子っぽい(?)。
そんな本作では
ブラスポとピースメーカーのように関わりを持つコンビ
というのがいくつか登場します。
たとえば、キング・シャークとラットキャッチャー2の友情だったり、ブラスポとラット(略)のネズミ嫌い克服物語だったり。
その中でも、ハーレイとジャベリン(のヤリ)のコンビが、地味ながらも好き。
ジャベリン自体は序盤で1番ひねりのない死に方で退場してしまうのですが、そんな彼から託されたヤリを地味にハーレイが終盤まで使っているのが面白ポイント。
ハーレイに武器を渡すためだけに登場し、DCから解雇通告されたジャベリン・・・。
ジャベリンから「渡して・・・渡して・・・」と誰に渡せばいいのかを言われず、ヤリと共に無理難題も与えられたハーレイ。
ですが、花びらが舞う脱出シーンでは元々ジャベリンのヤリだったことも忘れそうになるくらい使いこなしていて、ますますジャベリンの存在意義が薄れていきます。
そんなヤリはスターロへのとどめにも使われていて、これならジャベリンも浮かばれるな、と思ったり思わなかったり。
原作大無視?意外と粘ったポルカドットマン!

ポルカドットマンを演じたダスト・マルチャンを『ダークナイト』で初めて見た時、
あ、本当にやばい人だ
と思ったのですが(すみません)、本作のダストマルチャンはちょっと良い男じゃなかったですか?
予告にもあったナイトクラブで私服のポルカドットマンが踊るシーンは、カメラワークも相まって惚れかけましたが
気付けばみんな、お母さん!笑
いつの間にか一緒にいる女性がみんなお母さんになっていて、あれは強烈で凶悪なイジワルシーン。
そんなポルカドットマンですが、原作でも冷遇されているキャラで、本作でも変な水玉服を着て水玉を飛ばすだけのキャラだったので、割と早めに退場するかと思いきや
最終決戦まで生きてたよ!お母さん!
ブラスポの銃では傷一つ付けられなかったスターロの片足をもぐという偉業も成し遂げ!見事!
押しつぶされました😭
序盤から死にたがりな水玉ンが「スーパーヒーローだ!」と存在意義を見つけたとたんコレだもん。
地味に“死んだのが悲しいキャラランキング”第1位です。
そんな彼には原作にはないオリジナル設定が多く与えられていて、その中でも1番印象的なのは
水玉ゲロ
顔にカラフルな出来物ができ始めたところで

おいおい、そんな設定聞いたことないぞ
と。
そして、闇のジャングルを照らす蛍光色の水玉ゲロまでされちゃったら、もう
最高!
っていうしかないじゃないですか笑
スターロより悪いヤツ!アマンダ・ウォラー!

アマンダの目的のために手段の問わなさはピースメーカー以上。
そんなアマンダ、
本作のラスボスです(独断と偏見)
前作からある冷血さはパワーアップしており、ブラスポの娘やサヴァントの件で、しーーーっかりヘイト高めてました。
でも、まだ分かるんです。重要な任務を成功させるためには、やはり感情を切り離した冷血な判断は必要だと。
でも
スースクの任務中にゴルフしたり、寝ちゃったりしているのはダメ!
描写から察するにアマンダ含め、職員たちがスースクの出動にある程度慣れてきていた頃合いだったのか、その気の抜けようといったら。
せめて、アマンダにはしっかりしておいてほしかった。
“のクセに”ブラスポたちが、悪党なのにスターロを倒しにいくという高潔な決断を妨害しようとするから、あーなるんです。
ガン、グッジョブb
でも、ウィーゼルが泳げないことやブラスポがネズミ恐怖症であることを知った時に頭を抱えるアマンダはコミカルで良かった。
『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』まとめ!

今回は『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』のネタバレ感想でした!
序盤からの容赦ない裏切り、容赦ないグロ描写は、期待以上。
あの序盤のウィーゼル溺死→ブラックガード顔面破壊→キャプテン・ブーメラン退場→サヴァント爆破の流れは、記憶を消してもう1度見たい・・・。
リック退場も読めなかった。
あと、ネズミの扱いも良かったです。
ブラスポの「ネズミが嫌だ」発言や怖がりながらもネズミに触れるようになった描写は、色々あったガン監督のディズニーへの本音を代弁しているよう。
しかし、見事『GOG』への復帰も決まりましたし、こんな作品見せつけられたら期待するしかないですよね!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ではまた!
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