
みなさん、こんにちは!
カルブロ!へようこそ!
管理人のミヤヒロです!
- 『スカイライン/逆襲』のあらすじが知りたい!
- 『スカイライン/逆襲』のネタバレ感想を読みたい!
今回は2020年公開のSF映画
『スカイライン/逆襲』をご紹介!
本作は、突如地球に襲来したエイリアンと人類の戦いを描く『スカイライン』シリーズの3作目。
1作目『スカイライン/征服』は、エイリアンと人類の戦いという定番の設定に
ワンシチュエーション(高級マンション)
を組み合わせ、低予算ながらも知る人ぞ知るSF映画となりました。
それから7年後、2作目『スカイライン/奪還』が公開。
『スカイライン/奪還』は、エイリアンに地球が征服されてから人類が勝機を見出すまでの物語に
- フランク・グリロ:『キャプテン・アメリカ』『パージ』シリーズ
- イコ・ウワイス:『ザ・レイド』シリーズ
といったアクション俳優をキャスティングし、
SF×武術アクション
というジャンルで、前作や他のSF作品と違いを出し注目されました。
そして、本作『スカイライン/逆襲』は『スカイライン/奪還』のラストと同じ10年後の宇宙の場面から幕を開けます。
それでは、さっそくあらすじ・ネタバレ感想を始めていきます!
ぜひ最後まで読んでいってください!
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(1作目『征服』2作目『奪還』はポイントを使わず見放題です)
『スカイライン/逆襲』あらすじ
人類を収穫するエイリアン“ハーベスター”の襲来から10年、人類の勝利は目前だった。
抵抗軍のローズはハーベスターから奪った宇宙船でエイリアンの宇宙船を破壊するも、判断の遅れで味方の宇宙船も破壊。
こうして、人類は大きな代償を払い、ハーベスターに勝利する。
それから5年。
ハーベスターの襲来もなくなり、地球では人類と人類の脳が移植されたエイリアンとが共存していたが、エイリアンが人間としての自我を失ってしまうウィルスが流行っていた。
一方、抵抗軍は行方をくらましたローズを“ある目的”のために、懸賞金をかけ捜索する。
『スカイライン/逆襲』ネタバレ感想!
カルブロ的おすすめ度 82点
- 前作から15年後!宇宙戦争後の世界観!
- 物語は地球からエイリアンの惑星コバルトワンへ!
- アクションは武術から大衆的に!『奪還』とは違う見ごたえがある!
- エイリアントレントとローズの擬似兄妹が良い!
原題:Skylin3s
公開日:2020年12月18日公開(日本)
上映時間:110分
監督:リアム・オドネル
キャスト:リンゼイ・モーガン/ジョナサン・ハワード/ダニエル・バーンハード/アレクサンダー・シディグ/ローナ・ミトラ/ジェームズ・コスモ/ヤヤン・ルヒアン/チャ=リー・ユーン
エイリアン襲来から15年後!SFマシマシの世界観に!

『スカイライン』シリーズは、宇宙人と人類の戦いという定番ストーリーに、ワンシチュエーションや武術アクションを組み合わせることで、他のSF作品と違いを出してきたシリーズ。
なので『スカイライン/逆襲』の鑑賞前も

今回はSFと何を組み合わせてくるのだろう
と思っていましたが、3作品の中で1番ストレートにSF。
アクションについてはイコ・ウワイスやヤヤン・ルヒアンを軸としたコアな武術アクションを見せてくれた前作と違い、いわゆるハリウッド的な普通のアクションがメインになりました。
なのでアクション映画好きにとっては「前作よりも大味なアクションだな」と感じる方もいると思います。
その代わり、前2作に比べて
『スカイライン』らしい世界観が作り込まれていて、SFの定番ストーリーからの脱却
に成功しています。
前2作は地上や宇宙船内での人型同士の戦いがメインでした。
ですが本作では抵抗軍vsハーベスターの宇宙船バトルから幕を開け、惑星のそばで巨大な宇宙船同士がビームを撃ち合う映像は、まるで『スターウォーズ』。
前2作は日常の中に宇宙人や宇宙船が現れることに面白みがあったのに対して、本作には我々の知る日常はなく、今までとは全く異なる世界観がスケールを増して描かれます。
また宇宙での戦いだけではなく、15年後の地球も宇宙戦争後の世界観を意識した作りになっており
- 宇宙船が墜落し、機能を失った都市
- 抵抗軍や味方エイリアンが共存している
- 町のはずれのキャンプで生活する市民
などやや荒廃した世界観は、ウィル・スミス主演の『アイ・アム・レジェンド』に近い雰囲気があります。
前2作で積み上げてきたエイリアン設定と15年後という思い切った時間経過によって、本作は
新生スカイライン
として“らしさ”が開花した作品になっています。
物語は地球を離れ、敵の母星“コバルトワン”へ!

『スカイライン/逆襲』の物語は、ハーベスターに人類が勝利するところから始まります。
『スターウォーズ』でいうところの“エピソード2”と“エピソード3”の間にクローン戦争が終わっている、というのと同じパターンですね。
『スターウォーズ』で例えすぎて、すみません。
“戦争終結から始まる”という思い切った展開は良い裏切りであると同時に

全面戦争以上に面白い展開にできるのか?
という不安も感じさせましたが、まさか
地球を飛び出し、ハーベスターの母星“コバルトワン”に乗り込む
ことになるとは・・・。
事前情報を入れずに鑑賞したので、前2作とは比べ物にならないスケール感にはアガるしかないですよね。
最終決戦から5年が経ち、人類と人の自我を残したエイリアンたちは共存していますが、感染したエイリアンが人としての自我を失ってしまうウィルスが地球では流行っています。
ハーベスターの襲撃は無くなりましたが、地球上に暮らす全エイリアンが自我を失い、再び人類に襲いかかれば、人類に勝ち目はありません。
そして、廃墟に作られた診療所にはそのウィルスに感染したエイリアンたちが・・・
ヤヤン・ルヒアンおるやん!
『スカイライン/奪還』で腹に銃を打たれた状態でエイリアンと戦い、腕と足をもぎ取られたフアナ(ヤヤン・ルヒアン)。
絶対死んだと思っていたので、まさか生きているとは思いませんでした。
その上、なんともぎ取られた部分にエイリアンの腕と脚を繋げています!
そのルックスは完全に『第9地区』!
- エイリアン
- エイリアン(人の自我あり)
- 人類
- エイリアンの力を持つ人類(ローズ)
- NEW!半分エイリアンの身体の人類(フアナ)
これだけ多種多様な人型生物を登場させられたら、そのドリームマッチが気になって仕方ない!
話を戻すと、このウィルス感染を止めるのに必要な“コアドライブ”を入手するために、ハーベスターの母星“コバルトワン”へ行ってください、とのことなんですが、残された時間は72時間・・・
短かッッッ!
まあ、珍しい流れではないんですけど、ことがことなので「今まで何してたんだ?」とツッコミたいところ。
ローズが逃げ回っていたから、というのがストーリー的な理由付けなのでしょうが、もしローズ見つかってなかったらどうする気だったんでしょうか?
72時間前になるまで、まだローズを探しているって、リスク管理甘すぎですよね。
とまあ、そんなこんなあってローズと抵抗軍の精鋭部隊は宇宙船に乗ってコバルトワンに向かうことになるのですが、その中に
エイリアン・トレント
がいました!
ローズに「私の親指が必要なんでしょ?」とか「いつもちょっと湿ってる」といった、まあまあな身体イジリされっちゃってます。
てか、エイリアン喋れるんだ。
前作とは違うアクション!『奪還』派?『逆襲』派?

『スカイライン/逆襲』は前作『奪還』の流れをくみ、SFとアクションを組み合わせた作品となっています。
しかし、前作でイコ・ウワイスが披露したシラットのような“武術アクション”要素は薄まり、ハリウッド的なストレートなアクションに落ち着いた印象。
女性主人公+軍人
の構図は、2以降の『エイリアン』シリーズを思わせ、『エイリアン2』から「男の割にはやるね」といったセリフオマージュも見られます。
ハーベスターの母星“コバルトワン”に到着してから前半部分は、前作にはあまりなかった銃アクションがメイン。
特に『ジョン・ウィック』や『アトミック・ブロンド』などに出演しているダニエル・バーンハード演じるオーエンスの銃アクションは、構えのキレが良すぎて注目です。
余談ですが『ベイビー・ドライバー』でバディを演じていたジョン・ハムと似過ぎじゃないですか?
また、物語後半ではローズが覚醒し『キャプテン・マーベル』ばりに腕からビームを出し始めます。
ですが、アクション映画として退屈になっているということはなく、本作のアクションの方が好み、という方も多いはずです。
どうしてそう感じるのかというと、本作では
- たくさんのエイリアンが同時に襲いかかる
- 様々な種類の人型のドリームマッチが詰め込まれている
から。
前作『スカイライン/奪還』は
- 1対1の対人アクションがメインで、アクションのテンポが遅い
- エイリアンの動きがコスチュームのせいでキレがない
ことなどから、アクション俳優たちの動き・キレ・スピードは良いのですが、エイリアンたちがややサンドバック状態にも見えました。
しかし、本作前半では、大量のエイリアンが同時に襲いかかる銃アクションを描いており、またそのエイリアンたちも全身がCG処理された新種を登場させることで、コスチュームを軽くし、お互いにスピード感ある動きのアクションを見ることができます。
そして、後半では1対1のアクションにしぼって
- 人vs人
- エイリアンvsエイリアン
- エイリアンvs人
- 触手エイリアンvsビーム人間
- エイリアンvs手足エイリアン人間
など本作に登場する多種多様な人型たちのありとあらゆるドリームマッチが実現。
たとえば、人vs人だとオーエンスとジーの
アメリカンアクションvs武術対決
では、異種格闘技を見ている気分になり、ラスボスエイリアンとローズの対決では、
触手アクション(?)vs腕からビームアクション(?)
といったヒーロー映画のような対決を楽しむことができます。
ローズがラスボスエイリアンに捕まれ、身動きが取れなくなったところでエイリアンパワーを発揮し、敵を倒す姿は『スカイライン/征服』のジャレッドを思い出しますね。
完全覚醒!とはいかなかったジャロッドに消化不良感がありましたが、1作品またいで『征服』で見たかった覚醒描写が見られたのも熱いです。
そして、これらのアクションが決着がつくまで続くのではなく、相手を変えながら様々な対戦カードが次々と切られていきます。
ミヤヒロ的には手足がエイリアンのフアナが、エイリアン相手に一方的に無双するシーンが好きです。
前半めちゃくちゃ体調悪そうだったので、フアナを戦える流れまで持っていけるのか心配でしたが、ワクチンを打って、何もなかったかのように全快!
50代とは思えない胸筋の膨らみと脂肪のなさ
そして、前作では終始しかめっ面だったフアナが、
爽やかな笑顔で、みんなを見上げている姿
がたくましいんだけど、愛くるしさがあって、他の映画ではまず見れないであろうルヒアンを見ることができます。
とまあ、ルヒアンについて語ってしまいましたが、本作は前作よりも良い意味で大衆ウケしやすいアクション映画になっています。
『奪還』主人公マークで繋がるローズとトレントの異種擬似家族

血の繋がりもなく、見た目も全く違うローズとトレントですが、終盤でレオンが語るように2人は兄妹として描かれます。
直近の作品で言うと『ブラック・ウィドウ』と同じく、擬似家族も本作の1つのテーマ。
エイリアンの兄と半分エイリアンの妹という構図は『スカイライン』でしか描けない!
初めは長い友人のように見えますが、2人に共通の父親マークがいることを意識して見ると、2人の言動が兄妹のそれに見えてくる不思議。
前作のエイリアン襲来・息子の死という逆境の中で、
- エイリアンとなった実の息子
- 出産を手伝った血の繋がっていない娘
に子育て以上の子育てを成し遂げたマークの良い父親感を再認識させられます。
そんなマーク、本作では登場しませんが登場人物の口から「マークが抵抗軍を創設した」ことが語られ、
やっぱりマークはやるやつだな
と感じたと同時に、その娘であるローズも
生まれて10年でハーベスターを打ち倒した
と考えると、血は繋がっていなくてもしっかりとマークから受け継いでいるものがあるんだな、とグッときます。
正直、物語前半、コバルトワンで単独行動が多く、生意気なローズには

何だこいつ、リプリー気取りか
※リプリー:『エイリアン』シリーズ女性主人公
と思ってしまいましたが、
15歳なんだ!
って考えたら、よくやってる方ですよ笑
ローズのそういう部分もあってか、トレントはいつでもローズの意見の味方で、ローズの安全を最優先とした行動も多く、兄なんだなぁ、と。
そんなトレントですが、ラストでは体が軽量化され、指先もかなり使いやすく改良されてました笑
間違いなく続編を意識したイメチェン!
『スカイライン/逆襲』まとめ!

今回は『スカイライン』シリーズ3作目『スカイライン/逆襲』のネタバレ感想でした。
宇宙船に大量のエイリアンが吸い込まれるという、前2作の対比となるような展開やローズとトレントの兄妹描写など、シリーズを通して見てきた人にとっては良い集大成映画となっていました。
日常の中のSFを描いてきた前2作と違って、15年という作中時間で大きく変化した世界観と物語の規模は、次の『スカイライン』に大きく期待できます。
制作陣も4作目にかなり前向きなよう。
本作のラストでも“マークが生きていること”をほのめかすシーンがありましたが、
マークが出るってだけで見に行きたい!
また『スターウォーズ』のクローン戦争のように、肝心のエイリアンvs人類の全面戦争も綺麗にスキップされていたので、面白く描けるのであれば、スピンオフなんかも期待してしまいます。
ということで、登場もせず、生きているかどうかもわからないスアとオードリーは置いといて、
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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ではまた!
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