
みなさん、こんにちは!
カルブロ!へようこそ!
管理人のミヤヒロです!
- 『スカイライン/征服』のあらすじが知りたい!
- 『スカイライン/征服』のネタバレ感想が読みたい!
今回は2011年日本公開のSF映画
『スカイライン/征服』をご紹介します。
ロサンゼルスに突如襲来したエイリアンに一般市民が立ち向かうという、スケールの大きいテーマにもかかわらず、製作費は1000万ドルとSF映画の割にひかえめな本作。
いっけんB級映画のかぐわしい香りもただようポスターと内容ですが、なんと『スカイライン/征服』は『AVP2/エイリアンズVSプレデター』も手がけた、
ストラウス兄弟(兄グレッグ/弟コリン)
によって制作されています。
ストラウス兄弟はVFX制作会社“ハイドラックス”の創設者で、『スカイライン/征服』でも2人の映像技術が発揮されています。
約6600万ドルの興行収入とヒットを収め、ビッグタイトルではないものの知る人ぞ知るSF映画となった『スカイライン/征服』。
さっそく、あらすじ・ネタバレ感想を始めていきます!
ぜひ、最後まで読んでいってください!
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『スカイライン/征服』あらすじ
親友・テリーの誕生日パーティのためにロサンゼルスを訪れたジャロッドと彼女のエレイン。
その日の夜、ロサンゼルスに無数の青白い光が降りそそぐ。
その光を見たものは自分の意思とは関係なく、その光に誘われ、エイリアンによって宇宙船にさらわれてしまう。
そして、テリーのマンションに泊まっていたジャロッドもその光を見てしまう。
『スカイライン/征服』ネタバレ感想
カルブロ!的オススメ度 75点
(ラスト10分:81点)
- 続編『スカイライン/奪還』が絶対に見たくなるラスト5分!
- 傑作SF映画のオマージュがいっぱい!
- マンションというシチュエーションは活かしきれていない
- ぽっちゃりヒゲ管理人参戦&主人公に変化がある中盤から面白くなってくる!
原題:SKYLINE
公開日:2011年6月18日(日本)
上映時間:94分
監督:ストラウス兄弟
出演:エリック・バルフォー/スコッティ・トンプソン/ドナルド・フェイソン/ブリタニー・ダニエル/クリスタル・リード/デイヴィッド・ザヤス
絶対に続編『奪還』が見たくなるラスト5分!

観賞後の第1印象は、
コレ絶対『2(奪還)』面白くなるぞ!
でした。
『スカイライン/征服』はSF映画の割に制作費1000万ドルと控えめな予算ながらも、
- 高いクオリティのCG
- エイリアン・宇宙船の登場シーンもしっかり多い
ので、残念な低予算SFにありがちな“しょぼいCGで少しだけ登場するエイリアン・宇宙船”なんてことはありませんでした。
また94分というちょうどいい上映時間と“嫌な人間登場”などのSF映画に不要な展開もなく、ノンストレスで最後まで見ることができます。
また、本作にはSF映画の傑作を連想させるシーンが多く、たとえば、
- 『宇宙戦争』:人間を探すマシンのような触手
- 『スターシップ・トゥルーパーズ』:中型・大型エイリアンVS軍隊
- 『インデペンデンス・デイ』:宇宙船VS戦闘機
- 『第9地区』:次第に人間ではなくなっていく主人公
などが挙げられます。
そんなSF傑作の詰め合わせ的シチュエーションを特殊な人物ではなく、一般市民が立ち向かうという点が『スカイライン/征服』の特徴とも言えるでしょう。
なので、この作品のゴール地点は、
エイリアンに勝利することではなく、米軍に救助されること
と、少しスケールが小さめな作品になっています。
そして、結末では主人公たちは救助されることなく、宇宙船にさらわれてしまうというヒーローではない一般市民の敗北という形で悲しく幕を閉じる・・・
かと思ったのですが!
本作の見どころはここからです。
宇宙船にさらわれた2人の前には、さらわれた人間の脳を宇宙人が取り出す光景が広がっていました。
そこで主人公は無残にも宇宙人に脳を取り出され、その脳は人型エイリアンに植え付けられてしまいますが、なんと!
主人公の意識は残っていて、エイリアンの体で彼女・エレインを救出
します!
エイリアンとなった主人公がヒロインの顔をなでる演出は、ベタだし予想もできます。
ですが、予想していたがゆえに、その行動をとった時は「それでいいんだよ!」と一気に盛り上がりました。
本作がSF映画として一皮むけた瞬間。
『スカイライン/征服』自体は、平均点ちょい上くらいの作品の印象ですが、このラストでミヤヒロの好きなSFリスト入り決定。
早くこの記事を書き終えて『スカイライン/奪還』が見たい!笑
シチュエーションものとしては“高級マンション”を活かせていない

SF映画の割に少ない予算ながらも、高いクオリティのCGが多く見られる『スカイライン/征服』。
その代わりに舞台が“高級マンション”というワンシチュエーションとなっています。
限られたシチュエーションを生かした映画はたくさんあって、本作のようなパニックものだと『REC』や『SAW』などが浮かびます。
しかし、本作においては高級マンションという舞台を、
マンションから出るべきかどうかという対立
以外効果的に使えていない印象。
3回くらいマンションから出るかどうかのやりとりをしていた気がします。
たまにマンションの屋上には行くものの、すぐにマンションの部屋に戻ってくるので、とりあえず画変わりしておこうか、くらいの印象しか受けません。
大体こういったシチュエーションものは、作中でその状況から出られない理由づけがなされます。
先ほど書いた『REC』だと“感染拡大を防ぐために隔離”されていたり、『SAW』だと“鎖で繋がれて”いたり。
そして、本作ではマンションから出られない理由づけに、
マンションから出ればエイリアンに襲われる
という状況が与えられるのですが、それが描かれるシーンが本作最大のツッコミどころでして笑
登場人物たちは海を目指し、マンションから車で脱出しようとします。
しかし、外にいた大型エイリアンによって車は踏みつぶされ、テリーとその浮気相手が殺されてしまうのですが、
そらフェラーリを
ブオンブオン吹かしとるけんね!
静かに脱出すれば
ワンチャンあるよ?
と思ってしまいました。
ていうか、そこはスカイラインではなく、フェラーリなんですね。
ただ、“スーパー管理人”のくだりなど、作品全体を通して『スカイライン/征服』がシリアス作品ではないことは分かっているので、制作者的にもこのツッコミも想定内なんだろうな、と思うと作品全体の質が落ちたとは感じません。
ですが、もう少しこった理由づけと高級マンション全体を活かした展開があれば、『スカイライン/征服』単作でも最高の作品に仕上がったんだろなぁ、とも感じます。
スーパー管理人参戦から『スカイライン』らしくなる!

CGのクオリティは低くないですし、傑作SFのオマージュが詰め込まれているので、見れるは見れます。
しかし正直、前半パートを見ているミヤヒロの感想は、

まとまってはいるけど、特別新しさはないかなぁ
続編を楽しむために、一応最後まで見とくか
といった感じで、ある意味“捨て回”的な鑑賞をしてしまいました。
強いて挙げるなら、光を見てはいけない、という要素には見慣れなさを感じましたが、斬新!というほどの“スカイラインらしさ”には繋がっていません。
ですが、スーパー管理人・オリヴァー参戦からは少しずつ『スカイライン/征服』の色が見えてきて、楽しくなってきます。
なにが楽しいのかというと、オリヴァーがカッコいいということではなく、
ぽっちゃりヒゲおじさんがカッコよく描かれている姿がシュールで面白い
んです。
ルックスも相まって、ちょっとしたマリオに見えました(見えてません)
ドアのガラスをオリヴァーがヒジで割るときのアングルとスローモーション演出は、まさに“わざとらしいコメディ”演出で、そのバカっぽさが、
中途半端なシリアスSFを、はっちゃけSFに押し上げた
ように思います。
よくある途中参加の人物が輪を乱し始め“人間側の敵”になることもなく、“特攻”を決める最後までマリオは理性的な人物だったので、ストレスも感じませんでした。
そして、マリオが参戦する中盤あたりから主人公・ジャロッドの様子がおかしくなり始めます。
そこまではらしさのない平均的なSF映画としか感じなかったのですが、そっち側で攻めてくる?とワクワクしだします。
ただ、ゾンビ映画によくある“ゴールが死”の感染描写は、正直見飽きているので好きではないです。
ですが、ジャロッドの、
パワーを感じる発言
を聞いた時には、エイリアンパワーで主人公覚醒SFなのか?と作品の展開が気になり始めます。
ただ、その後の展開として、ジャロッドが中型エイリアンを素手でボコボコにすることはありましたが、そこまで
ジャロッド、覚醒!
って感じではなかったので、もう少し大暴れするか、エイリアンを乗っ取るとかしてくれてもよかったかなぁ、とは思いました。
ですが、あまり強くなってエイリアンに勝ってしまうと、ラストの衝撃展開に繋がらなくなるので仕方ないところではあります。
『スカイライン/征服』まとめ!

今回は『スカイライン/征服』のネタバレ感想でした!
肩の力を抜いて見るのにちょうどいい情報量と見ごたえのあるSF映画で、ツッコミどころや軽めの笑いどころもあるので、家族や友人との鑑賞にオススメ。
平均的なSF映画といった印象を吹き飛ばすラストの“エイリアン乗っ取り”展開をネタバレされることなく鑑賞できて良かったと思えるほどのラストには驚かされました。
いつもよりさっくりの感想でしたが、早く『スカイライン/奪還』が見たいからなので許してください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!
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ではまた!
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