『ブラック・ウィドウ』ネタバレ感想・考察!タスクマスターの正体は?ブダペストで過去に何が?エンドロール後は『ホークアイ』の伏線?

ミヤヒロ
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みなさん、こんにちは!
『カルブロ!』へようこそ!
管理人のミヤヒロです!

この記事がオススメの人
  • 『ブラック・ウィドウ』のネタバレ感想・考察が読みたい!
  • 今後のMCUの展開がどうなるのか気になる!
  • エンドロール後の映像の意味が気になる!

今回は2021年7月8日公開
『ブラック・ウィドウ』のご紹介です!

MCUシリーズ24作目にあたり、フェーズ4では4作目の本作

当初の予定では2020年5月1日公開予定でしたが、コロナの影響で延期をくりかえし、『スパイダーマン/ファーフロムホーム』から約2年ぶりのMCU映画となりました。

さっそく、あらすじ・感想・考察、今後の展開予想を始めていきます!

ぜひ最後まで読んでいってください!

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『ブラック・ウィドウ』あらすじ

1995年 オハイオ

少女ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)はレッドルームの潜入捜査で、父役のアレクセイ、母役のメリーナ、そして妹役のエレーナと偽の家族を演じていた。

ある日、アレクセイがシールド(ヒドラ)から研究データを盗み出し、4人はシールドに追われるもレッドルーム首謀者ドレイコフがいるキューバへ逃亡する。

そこでナターシャとエレーナはレッドルームへ連れて行かれ、スパイ集団ウィドウズとして育てられることとなる。

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『ブラック・ウィドウ』ネタバレ感想

感想まとめ!

カルブロ!的おすすめ度 83点

  • ナターシャの家族の物語
  • 完コピヴィラン“タスクマスター”がかっこいい!
  • ブダペストでの過去が描かれる!
  • 空中要塞レッドルームなど映像も地味じゃない!
  • エンドロール後にドラマ『ホークアイ』の伏線!

映画情報

原題:BLACK WIDOW
公開日:2021年7月8日
上映時間:134分
監督:ケイト・ショートランド
出演:スカーレット・ヨハンソン/フローレンス・ピュー/デヴィッド・ハーパー/レイチェル・ワイズ

〈総評〉今更でも描く価値あり!ナターシャの罪と家族の物語

今更ブラック・ウィドウ? 否、今だからこそブラック・ウィドウ!

『ブラック・ウィドウ』の映画が公開されると発表されたときは、

ミヤヒロ
ミヤヒロ

すでに死んでいる地味なキャラを
今更映画にして面白くなるの?

と思っていました。

そして、序盤は割とのんびり物語が進み「やっぱり地味な作品になるのか」と不安になります。

ですが、突然タスクマスターがあらわれ「え?こっちに来るの!?」と驚かされてからは、

作り込まれた対人アクションや空中に浮かぶレッドルームなどの迫力映像

に夢中になってしまいました。

ストーリー面においても「2代目ブラックウィドウへの世代交代の映画になる」と言われていましたが、そんな単純な話ではありません。

ナターシャの過去の罪の清算や本物と偽物の家族を物語

を主軸とし、ナターシャがレッドルームに入った経緯やレッドルームからシールドに移った経緯も描かれた素晴らしい脚本でした。

また今後のMCUにおいて重要になるであろう伏線もしっかり張られていて、映画で作って正解の作品にちゃんと仕上がっています。

タスクマスターの正体はドレイコフの娘・アントニア!

タスクマスターの正体はレッドルーム首謀者ドレイコフの娘アントニア!

なんといっても『ブラック・ウィドウ』の見どころは“タスクマスター”との戦いでしょう。

骸骨を模したマスク、青とオレンジのスーツ、そしてキレッキレのアクション。

人の動きを完全にコピーするという能力を持つタスクマスターですが、動きに無駄のない、訓練されたヴィランとしてかなり強敵に感じました。

予告編でも描かれていましたが、

  • キャプテン・アメリカの盾さばき
  • ブラックパンサーの爪アクション
  • ホークアイの弓技術
  • ウィンター・ソルジャーのナイフさばき

の完コピはMCUを見てきたからこそ感じられる感動。



そんなタスクマスターの正体は、

レッドルーム首謀者ドレイコフの娘・アントニア

でした。

ドレイコフからの指示だけに忠実に従い襲いかかってくる様子は『ターミネーター』のような話が通じない敵感があります。

MCUでは珍しく個人として独立したヴィランではなく、組織の命令に従うヴィランのタスクマスター。

ナターシャとレッドルームの戦闘のたびに必ずあらわれ『スターウォーズ』シリーズのダース・ベイダーやカイロ・レンを連想させます。

ナターシャの過去①レッドルームと本物の家族

〈ナターシャの過去①〉 なぜレッドルームに? 本物の家族は?

レッドルームというスパイ組織から脱退し、シールドに加入したナターシャ。

6歳のエレーナがレッドルームへ連れて行かれるのをナターシャが必死に止めるときに、アレクセイから「ナターシャがレッドルームに入ったときより年は上だ」という発言から、

ナターシャは6歳よりも幼いときからレッドルームに所属していた

ことがわかりました。


また、ナターシャ自身は自分が母に捨てられたと思っていたようですが、実は、

  • ナターシャは潜在的に優れていた為、レッドルームが連れ去った
  • ナターシャの母はナターシャを探し続け、レッドルームに殺された

が明かされ、ナターシャの“本物の家族”について答えが描かれます。

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ナターシャの過去②ブタペストでホークアイと何があったのか

〈ナターシャの過去②〉 ブダペストでホークアイと何が?

『アベンジャーズ』『エンドゲーム』にて、ホークアイとナターシャの間で“ブダペスト”についての会話があり、ファンの間では

“ブダペスト”で何があったのか

が長く注目されてきました。

そして『ブラック・ウィドウ』では、その疑問への答えが描かれています。

物語前半でナターシャは、エレーナに会うために“ブダペスト”にあるかつての隠れ家へ訪れます。

そこの壁には矢が打たれた跡があり、ここで、

ナターシャとホークアイの戦い=ホークアイからシールドへの勧誘

があったことが想像できます。



またナターシャの口からは、

シールド加入の最終試験が、レッドルーム首謀者ドレイコフの殺害

で、10日間ホークアイとブダペストに潜伏していたことが明かされます。

“ブダペスト”での出来事はホークアイとナターシャの共同任務というだけではなく、ナターシャのシールド加入に大きくかかわりのある出来事だったんですね。

『エンドゲーム』で宇宙船の中で、ホークアイが言っていた「はるかブダペストから」というのは、地球から宇宙へ、というだけの意味ではなく“ナターシャがシールドへ加入したときから”という意味もあったと考えられます。

タスクマスターから逃げるためナターシャとエレーナが駅のダクトへ隠れたところに、ホークアイとナターシャがやったのであろう○×ゲームが残っていて、2人の親密さや絆が深いものであることも再認識できました。

『エンドゲーム』の決断のワケ

『エンドゲーム』の決断のワケ ・罪滅ぼし・守るべき家族の存在

なぜナターシャは『エンドゲーム』で自らの命を犠牲にしたのか。その背景が描かれるということでも本作は注目されていました。

そして、本作で描かれたのはナターシャの家族の物語で、そこでナターシャは

本物の家族の真実と偽物の家族の繋がりを知り、自分にも守るべきものがある

ということを強く実感します。

それは「自分には家族はいない」とずっと考えていたナターシャだからこそ、より強く。



またブラックウィドウは罪悪感に苛まれていました。

その罪悪感から彼女はヒーローとして活動していましたが、ではナターシャはどんな罪を犯したのか。

1つはアレクセイが「ナターシャとエレーナの帳簿は血で染まっている」と言っていたように、レッドルームのスパイとして多くの暗殺を行なってきたことでしょう。

しかし、言ってしまえば、それは仕方のない罪であり、ナターシャを苦しめていた本当の罪は、

ドレイコフを爆弾で暗殺するときに彼の娘が同じ部屋にいたことを隠し、爆発に巻き込んだ

ことでした。

シールドへ加入するためにはどうしてもドレイコフを殺さなければならないナターシャは、自分の意思で罪なき者の命を奪ってしまったのです。

“命を奪ってきた過去”に加え、“罪なき者の命を自分の意思で奪った”という過去と、

ナターシャには守るべき家族がいくつもあることが『エンドゲーム』での決断につながっているのでしょう。

クセ者ぞろいの偽物の家族

クセ強すぎの偽家族! エレーナの妹感がめっちゃ良い!

ナターシャ・ロマノフは家族がいない人間として描かれてきました。

それは彼女が本物の家族に捨てられ、偽物の家族と過ごしてきたからです。

しかし『ブラック・ウィドウ』は“家族がいない”ナターシャの家族の物語ともいえます。

本物の家族については先ほど書いた通り答えが与えられましたが、偽物の家族にもしっかりと焦点が当たります。

が!

この偽物の家族が見事にクセ者しかおらず、

レッドガーディアン/アレクセイ

は、ソ連初のスーパー・ソルジャーという素晴らしい経歴を持っています。

ですが、刑務所で「キャプテン・アメリカを倒した」的な嘘をつき、それが嘘だとバレそうになると腕相撲の相手の腕の骨を折ったり、助けてもらった直後のエレーナに対してデリカシーのない発言を平気でしたり、とまじクソ親父。

母親役のメリーナ

はレッドルームの科学者で、少しはまともかなと思ったら、なんだかんだクソ親父アレクセイとイチャイチャしていて、親のイチャイチャを見ているような気持ち悪さがあります。

ですが、偽物の家族の写真アルバムをとっていたり、ナターシャの猫背を注意したりと「偽物の家族だったけど、ちゃんと母親していたんだなぁ」と優しさを感じるキャラでもあります。

そして、1番良かったのが

妹役のエレーナ

公開前はエレーナが2代目ブラックウィドウになるという噂があり「なんか違うなぁ」と違和感を感じたりもしていましたが、正直ナターシャより良いキャラしてました。

妹らしい生意気さがあったり、

ポケットがいっぱいのダサいベストを「初めて自分で選んだ」と嬉しそうにしていたり、

ナターシャの決めポーズをしっかりいじったり、かなり愛着がわきました。

『インフィニティ・ウォー』を見直すと、

『ブラック・ウィドウ』ラストでエレーナがあげたベストをナターシャが着ていました!

「私にとっては本物の家族」の時みたいに泣きそうなときに口角が下がってしまうのも妹ちゃんらしくてグッときます。

その上、戦闘力もナターシャと互角で、何よりもハスキーな印象的な声が素敵なんですよね。

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『ブラック・ウィドウ』今後の展開予想・考察

ポストクレジット(エンドロール後)にヴァレンティーナ登場!

サンダーボルツ結成! ポストクレジットにヴァレンティーナ再び登場!

『ブラック・ウィドウ』のエンドロール後の映像は、

ナターシャの墓を訪れたエレーナの元にヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがあらわれ、ホークアイ暗殺を依頼する

シーンでした。

ヴァレンティーナは『ファルコン&WS』にも登場し、2代目キャプテン・アメリカ“ジョン・ウォーカー”をU.S.エージェントとしてリクルートした人物ですね。

彼女が

アベンジャーズと別のヒーロー組織を結成させようとしている

のは間違いありません。

しかし、エレーナが「報酬をあげてほしい」と言ったのに対して「私もあげてほしい」的なことを言っていたので、

ニック・フューリーにおけるシールドのように、ヴァレンティーナも組織に所属していると考えられます。

そこで、思い出したいのがロス長官の存在。

序盤のナターシャが当局に追われるシーンでロス長官が登場します。

ラストでレッドルームを連邦政府に引き渡すという流れのために序盤でも登場させていると思うのですが、もう1つ

ロス長官がただの登場人物ではなく、フェーズ4以降においてもキーパーソンである

ことも意味しているのではないでしょうか。

そのロス長官がフェーズ4以降のキーパーソンであること、ヴァレンティーナの上に黒幕がいることを合わせて考えると、

MCUでも原作通りロス長官がサンダーボルツを結成しようとしている

と考えられませんか?

サンダーボルツの目的は打倒アベンジャーズ

サンダーボルツの目的は打倒アベンジャーズ!

エンドロール後の映像で、ヴァレンティーナはエレーナに「ホークアイのせいでナターシャが死んだ」と事実を誇張して、暗殺を依頼。

このことから、

MCUドラマ『ホークアイ』にエレーナが登場し、ホークアイに襲いかかる展開

が予想できます。

では、ヴァレンティーナがホークアイを殺したい理由は何なのか。

またサンダーボルツ結成の目的は何なのか。

それは、

打倒アベンジャーズ

ではないでしょうか。

過去作では何度もアベンジャーズがロス長官の思惑と違った行動を取る描写があります。

そこでロス長官は、

自分の言うことをちゃんと聞いて活動するヒーロー組織、ならびに私設軍

を結成しようとしているのではないでしょうか。

そうなるともはやアベンジャーズはロス長官にとっては邪魔者でしかありません。

また、アベンジャーズの穴埋めをするための組織なら、ホークアイを襲う必要はありませんので。

もしかすると今後『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のように、

サンダーボルツvsアベンジャーズ

といったヒーロー同士の戦いが描かれるかもしれません。

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レッドルームやドレイコフは今後も登場する

大胆予想! ドレイコフは生きている?

レッドルームは、インフィニティサーガの“ヒドラ”のように今後のMCUで引きつづき登場する敵組織と考えます。

なぜなら、

ドレイコフが生きている可能性がある

からです。

過去にブダペストで爆破されたはずのドレイコフでしたが、実は生きていました。

なぜ生きていたのかは明かされませんでしたが、同じ部屋にいた娘が傷だらけなのに対し、現在のドレイコフには傷1つありません。

それがドレイコフの影武者だったからか、ドレイコフに能力があるからかは分かりません。

しかし、爆発から生き延びているということは事実で、『ブラック・ウィドウ』はなぜドレイコフが生き延びたのかをわざと明かしていない気がします。

そして『ブラック・ウィドウ』の終盤で、ドレイコフはブダペストと同じように爆破で死にます。

爆破から生き延びたドレイコフを同じく爆破で死なせた=今回もまだ生きてますよ

というアピールにも見えませんか?。

また、ウィドウズはまだ世界中にいて、レッドルームの壊滅が完了していないですし、

メタ的ではありますが、ブラックウィドウという地味キャラをフェーズ4の最初の映画に持ってきたのは、

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』のヒドラ顔見せと同じ役割を与えたかったからだとも考えられます。

なので、今後ドレイコフやレッドルームは“インフィニティ・サーガ”におけるヒドラのように

常人ヒーロー用のヴィラン

として登場し続けると考えています。

クリムゾン・ダイナモが登場する?

ロシア版アイアンマン クリムゾン・ダイナモが登場する?

『ブラック・ウィドウ』でエレーナはレッド・ガーディアンのアレクセイに対し「クリムゾンダイナモだったとき・・・」とわざと間違えて呼ぶシーンがあります。

レッド・ガーディアンがロシア版キャプテン・アメリカならば、

クリムゾン・ダイナモはロシア版アイアンマン

です。

本作のエレーナの発言からMCUの世界にもクリムゾン・ダイナモが存在することが確定的になりました。

クリムゾン・ダイナモは何人もの人間によって受け継がれていきますが、なんと初代は『アイアンマン2』に登場したイワン・ヴァンコの父アントン・ヴァンコです!

ロシア初のスーパー・ソルジャーであるレッド・ガーディアンを『ブラックウィドウ』だけのキャラにするにはもったいないので、クリムゾン・ダイナモとのセットで再登場もあるかもしれません。

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『ブラック・ウィドウ』まとめ!

『ブラック・ウィドウ』まとめ!

今回はMCU映画『ブラックウィドウ』のネタバレ感想・考察でした。

Twitterなどを見ていると「イマイチ」と感じる方もいるようで、確かに『アベンジャーズ』や『スパイダーマン』『GotG』とかと比べてしまうと、わからなくもないです。

ただミヤヒロ的には、

  • タスクマスターかっこよかった
  • ヴァレンティーナが出てきて『ホークアイ』に繋がりそう
  • ナターシャの経歴を知れた

などなど、たくさんの見どころがあって大満足でした。

また、

  • サンダーボルツ結成
  • クリムゾン・ダイナモ登場

など今後の展開に期待できる伏線もあって今後も楽しみです。

ちなみに余談ですが、「少女期のナターシャ役、ミラ・ジョヴォヴィッチに似てるなぁ」と思ってたら、娘さんでしたね!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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ではまた!

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