
みなさん、こんにちは!
カルブロ!へようこそ!
管理人のミヤヒロです!
- クワイエット・プレイス2のあらすじが知りたい
- ネタバレ感想が読みたい
- 続編の展開が気になる
今回は2021年6月18日公開の洋画ホラー
『クワイエット・プレイス2
/破られた沈黙』のご紹介です!
発達した聴力を持つエイリアンと家族の戦いを描いた前作『クワイエット・プレイス』
“音を立ててはいけない”というキャッチコピーで話題をさらい、斬新なモンスターパニックものとして大成功をおさめました。
はたして、設定がウケた前作だけの“一発屋”となるのか、それとも最高の続編に仕上がっているのか?
それではさっそく、『クワイエット・プレイス2/破られた沈黙』のあらすじ・ネタバレ感想を始めていきます!
ぜひ最後まで読んでいってください!
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『クワイエット・プレイス2』あらすじ
突如墜落した隕石からあらわれたエイリアンは、小さな音でも聞き取る発達した聴力をたよりに人類に襲いかかる。
銃弾も通さないエイリアンの厚い外皮になすすべないまま人類は敗北。
それから474日後。
街から離れた場所で“静かに”暮らしていたアボット一家は、エイリアンに襲われ、父、そして旦那でもあるリーと息子のボーを失ってしまった。
その失意の中、エイリアンの弱点を見つけ出した残りの一家は、新たな“安寧の地”を求め家を後にする。
『クワイエット・プレイス2』ネタバレ感想!
カルブロ!的おすすめ度 75点
- 音を立ててはいけない設定は薄味に?
- 荒廃した世界にありがちな悪い人間との戦いはやめて欲しかった
- 敵か味方か?『28日後』主演キリアン・マーフィー登場でサスペンスフルな展開に?
- 姉弟覚醒が唐突すぎてしっくりこなかった・・・
原題:A QUIET PLACE PARTⅡ
公開日:2021年6月18日(日本)
上映時間:97分
監督:ジョン・クラシンスキー
キャスト:エミリー・ブラント/ミリセント・シモンズ/ノア・ジュープ/キリアン・マーフィー/ジョン・クラシンスキー
『クワイエット・プレイス2』最大の衝撃は
続編があること
調べたところ2020年の段階で、2022年の公開に向けて『クワイエット・プレイス3』の制作が決定しています。
それを知らなかったのでぶつ切りのような形で、突然エンドロールが流れはじまった時は

え?これで終わり?
と戸惑ってしましました。
一応物語にはひと段落がつき、中途半端に終わるわけではないので不満ではないですが、もう少し切りどころあるよなぁ・・・とは正直感じます。
クリフハンガーがすこーし雑。
2作目の洗礼 『1』の衝撃は越えられなかった

前作『クワイエット・プレイス』は“音を立ててはいけない”という日常の行動を制限されるシチュエーションと、モンスターパニックを組み合わせた斬新さな設定が話題となりました。
しかし、こういった“設定でウケた”作品というのは続編への評価が厳しくなります。
なぜなら
その設定はもう斬新ではない
からです。
『クワイエット・プレイス』公開前後は、『ドント・ブリーズ』や『バードボックス』など“〜してはいけない”系の作品がいくつも作られるほど、目新しさがありました。
しかし、斬新な設定で評価された作品は、その作品自体が前例となってしまいます。
なので『クワイエット・プレイス2』は、“音を立ててはいけない”設定と“+α”がなければ「つまらない」という評価を受けてしまいます。
斬新な設定からの続編が成功した例で言うと
- ターミネーター
- エイリアン
が代表的です。
『ターミネーター』では1作目の敵を味方にすることで、『エイリアン』ではジャンルをコズミックホラーからアクションへ転換することで、+αを作品に与えました。
では『クワイエット・プレイス2』どうだったか。
まず
音を立ててはいけないという設定の面白みは薄まった
結果となりました。
正直に言ってしまえば、モンスターパニック映画のほとんどが
音を立ててはいけません笑
音を立てても気づかないモンスターや悪役はいませんから。
ですが『クワイエット・プレイス』は終わりのない日常の中にその設定を組み込み、その中で家族の物語を描いたことで、他のモンスターパニック映画と一線を画しました。
ですが、『クワイエット・プレイス2』で家を去った主人公たちが、家庭という日常から切り離されたことで“音を立ててはいけない”設定は、モンスターパニックでは当たり前の設定に成り下がった印象。
また『クワイエット・プレイス』と違って
エイリアンの弱点を知っている
ので、“音を立ててはいけない”わけではなくなりました。
音を立てても、倒せばいいんだから・・・。
そう言うわけで『クワイエット・プレイス』1番の魅力は本作『2』では、かなり薄味な設定になったと感じます。
VS人間展開になりかけてない?

ミヤヒロ的にホラー映画で1番やめてほしい展開は“人間と戦う”展開。
こういった“人類が滅亡しかけている荒廃した世界観”の映画やドラマでは、vsモンスターからvs悪い人間との戦いに切り替わることがよくあります。
もちろん見せ方次第ではあるのですが、どうしても“人間と戦う”ことになる展開はモンスターと戦う物語よりスケールや見ごたえが小さくなってしまいます。
なので『クワイエット・プレイス2』は“そんなことになるなよ”と祈りに近い願望を持っている人も多いはず。
結果から言うと、なりかけてます。
序盤で新しい登場人物エメットの口から「生き残っている奴らは救う価値がない」と語られた時、うわぁと思ってしましました。
“vs人間”になりかけてるやん・・・と。
そして、予想通り物語中盤でリーガン(娘)とエメットは、目が赤く充血し肌が赤くただれた人間たちに襲われます。
ただ『クワイエット・プレイス2』においては、その話がメインになることはなく、一安心ではありました。
ですが、彼らの普通ではない容姿に説明がないことや描写があっさりしていることから
もしかして『3』は人間と戦う物語に重点がおかれる
のではないかという不安も残ってはいます・・・。
考察!新キャラ・エメットは嘘をついている!

家を後にしたアボット一家は廃工場で、家族を失ったエメットと出会います。
エイリアンに襲われる前から親交のあった友人エメットを『28日後』や『ダークナイト』シリーズで知られるキリアン・マーフィーが演じました。
『28日後』の荒廃した世界と似通ったところのある『クワイエット・プレイス2』にキリアンをキャスティングするというのは、なかなかツボ押さえてます!
話を戻して、このエメットは『クワイエット・プレイス』で命を落とした“頼れる父”リーと対比する形で、作中に配置されています。
家族を失ったことからくる無力感で弱った姿はリーと対照的に、それでもアボット家のために危機へと立ち向かう父としての姿勢はリーと重ねて描かれる人物です。
キリアンの〈繊細な表情〉と45歳の〈貫禄〉を組み合わせる
ことで上手くその二面性を表現できています。
そんなエメットの信用しきれない発言や挙動からくる“裏切りオーラ”も物語序盤に緊張感を与えています。
リーガンの銃や補聴器がなくなるシーンは、

本当に裏切った?
それとも何か理由があったから持ち出しただけ?
と1つの見どころになっています。
結果エメットは裏切っておらず、作中を通して
実の息子を救えなかった無力感から立ち直り、リーガンや小さな子供たちに手を差しのべる
キャラクターへ成長。
ですが、『クワイエット・プレイス2』で1箇所だけエメットは嘘をついています。
それは
妻が死んだ場所を廃工場でなく、家だと言っているシーン
です。
好意的にとれば、アボット一家を怖がらせないための配慮とも取れます。
ですが、マーカス(息子)が妻の遺体を見つけるシーンは、しっかりと尺を取り、ホラー的な空気感もただよわしており“不穏な事実”として意味づけられているように感じます。
また何十枚と息子を描いたエメットの絵にも狂気を感じられ、『クワイエット・プレイス2』では描かれていないエメットの本質があると思います。
『クワイエット・プレイス2』では、まだマーカスしか妻の死体の事実を知りません。
それもまた『クワイエット・プレイス3』のために、あえてエメットを“不穏な登場人物”のままにしているのではないかと考えてしまいます。
ラストで覚悟を決める姉弟にしっくりこない

『クワイエット・プレイス』のラストシーンでは、主人公イヴリンがショットガンを構え、覚悟を決めるシーンで幕を閉じます。
その対比として『クワイエット・プレイス2』では、イブリンやエメットたち大人を、子供たちリーガンとマーカスが守る形でエイリアンを倒し、覚悟を決めた子供たちの表情をうつして本作は幕を下ろし
守られる側だった子供が成長した
ことを表しています。
子供が活躍するということで、『ストレンジャーシングス』を連想するシーンでもあります。
ただミヤヒロ的にはイマイチしっくりこなかった。
まずリーガンに関しては『クワイエット・プレイス』の時からその勇気と行動力が描かれていたため

まあ、知ってるよ
と言った感じ。
マーカスに関しても、直前まで怯えている描写があり、これといったきっかけもないところからのラストシーンなので

唐突だし、なんでそうなったのか分からない
と感じてしましまいた。
可能性として
ラジオからハウリング音を聞いたことで、姉リーガンが島到達を成し遂げたことを知り、それに感化され覚醒した
とも考えられますが、それなら前作でお父さん死んだ時にも何か変わって欲しかった、という気持ちがあります。
確かに“失う”ことよりも“希望”で人は成長するという理屈はわからなくもないですが、急に覚醒したこととミヤヒロのひねくれた性格が相まって、そう感じてしまいました。
嫌な大人になってしまいましたよ、ほんと。ちなみに、
※あくまで個人的な感想です!
『クワイエット・プレイス3』展開予想!

最後に少しだけ『クワイエット・プレイス3』の展開予想を。
本作を見て次回作は
- エイリアン殲滅まで物語は進む
- 悪い人間との全面戦争
- エメットの暗い秘密
が描かれていくのではないかと考えています。
『クワイエット・プレイス』はモンスターパニックを下地にした家族愛を描いた作品です。
単作であれば、世界を救う必要はなかったと思います。
ただ『クワイエット・プレイス2』にて、リーガンはエイリアンの弱点を広めることを目的に行動します。
なので物語の方向性は『家族の物語』から『世界を救う』方向へ舵が切られたと考えていいでしょう。
『1』『2』にて監督を務めたジョン・クラシンスキーから『3』ではジェフ・ニコルズに変わるのも、物語がより大きな方向に展開して行くからではないでしょうか。
あとは感想でも語ったように、本作でチラ見せされた“目が充血した”元人類とエメットがついた嘘も物語に関わってきそうです。
『クワイエット・プレイス2』まとめ!

今回は洋画ホラー『クワイエット・プレイス2/破られた沈黙』のネタバレ感想でした!
『クワイエット・プレイス』の直後から物語が始まったので、前作ラストの「エイリアンめっちゃ集まってきてるけど、大丈夫?」なところが描かれるのかな、と楽しみにしていたのですが
誰もこん!笑
「あの後めっちゃエイリアン来たけど倒しました」から始まっても良かったんです。
でも地下室でそのような戦闘が起こったような形跡はなし。
この時点から少し「あれれぇ・・・」とコナン君ばりに思い始めていましたが、物語面においても目を引くような“+α”は感じられず、やはり設定でウケた作品の続編は難しいな、という感想に。
ですが、エミリー・ブラントをはじめとしたキャストの演技とモンスターパニック描写は見ごたえがあり、決して退屈な作品ではありません。
“+α”が〜、とか“人間と戦う展開が〜”とか言ってるミヤヒロがひねくれているだけなので、気になる人はぜひ鑑賞してください。
『クワイエット・プレイス』独自の世界がしっかりと広げられている面白い続編でございました。
2022年公開予定ということで『クワイエット・プレイス3』が見られる日もそう遠くなさそうです。
もちろん、見に行きますよ!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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では、また!
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