
みなさん、こんにちは!
カルブロ!へようこそ!
管理人のミヤヒロです!
- 『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のあらすじが知りたい!
- 『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のネタバレ感想が読みたい!
今回は2021年12月3日公開のSSU作品
『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のネタバレ感想です!
前作から3年ぶりの続編となる本作では、ヴェノムに匹敵する、もしくはそれ以上の人気を誇るヴィラン“カーネイジ”との激闘が描かれていきます。
賛否はあるものの2007年に公開された『スパイダーマン3』で実写化済のヴェノムとは違い、カーネイジは初の実写化ということで、非常に注目度が高い作品となっています。
それではさっそく、『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のあらすじ・ネタバレ感想を始めていきます!
ぜひ最後まで読んでいってください!
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『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』あらすじ
1996年。
矯正施設で密かに愛を育むクレタス・キャサディとフランシス・バリソン(シュリーク)であったが、フランシスの別施設への移送が決まり、2人に悲しい別れが訪れる。
フランシスは車での移送中に同乗していたマリガン刑事を音波で攻撃し脱走を図るも、マリガンに銃で撃たれ、気を失う。
そして、フランシスが目が覚ますと、彼女はすでに防音設備の整った部屋の中にあるガラス張りの小部屋に収容されていた。
現在。
連続殺人鬼として収監されているクレタスは、記者のエディ・ブロックを呼び出す。
マリガン刑事はエディに、クレタスから未発見の遺体の場所を聞き出すよう指示し、エディはクレタスに会う。
クレタスはエディにフランシスに宛てた詩を記事に載せる代わりに、自身の生涯を語ると取引を持ちかけ、エディはそれに同意。
その後、エディと共生する宇宙生命体“シンビオート”のヴェノムは、クレタスの部屋に刻まれた落書きから、未発見の遺体の場所を割り出す。
それによって、クレタスの死刑が確定する…。
『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』作品情報・キャスト・登場人物
原題:Venom Let There Be Carnage
公開日:2021年12月3日(日本)
上映時間:97分
監督:アンディ・サーキス
- トム・ハーディ
:エディ・ブロック(記者。ヴェノムの宿主) - ウディ・ハレルソン
:クレタス・キャサディ(殺人鬼。カーネイジの宿主) - ナオミ・ハリス
:フランシス・バリソン(別名シュリーク。口から音波攻撃を放つ) - スティーヴン・グレアム
:パトリック・マリガン(刑事。シュリークと因縁がある) - ミシェル・ウィリアムズ
:アン・ウェイング(エディの元恋人) - リード・スコット
:ダン・ルイス(アンの恋人) - ペギー・ルー
:チェン(エディがよく通うコンビニの店長)
『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』ネタバレ感想
カルブロ!的おすすめ度 84点
- 97分と短い割に、前作同様バトルまでが長い…
- ヴェノムvsカーネイジが1バトルだけ!?
- 原作に比べて、カーネイジ&クレタスの残虐性が弱い?
- ヴェノムの「バッカじゃね」は観客に向けた言葉!?
- クレタスやシュリークよりエディへのヘイトの方が高い?
- ライオットに劣る?カーネイジ本体の個性の弱さ
- 勝敗の分け目は2つの共生!宿主との精神的共生&宿主以外との共生!
ヴェノムvsカーネイジが1バトルだけ?前作同様のダラダラ感…

スパイダーマンの超人気ヴィラン“ヴェノム”に匹敵する、もしくはそれ以上の人気を誇る残虐ヴィラン“カーネイジ”との激闘が描かれる本作。
先にお伝えしますが、ポスクレのスパイディ登場については書きません。
すでにいろんな方がそのことについて深く書かれているでしょうし、ヴェノムがMCUの世界に来た!以上に話すことはないと思うので・・・。
はい。では話を戻しまして、本作の監督は、俳優やモーションキャプチャー俳優、声優と多才&強面のアンディ・サーキス。
正直、本作に対するミヤヒロの感想は
最高!!!
・・・ではありません
その1つ目の理由が圧倒的物足りなさ。
そして、その物足りなさを大きく担ってしまっているのが、97分という短い上映時間と、短さの割にダラダラとした前半の展開。
まあ、1時間30分あるわけですから、短い!というわけではないです。
ですが、ヴェノムvsカーネイジが1回だけって…
誰よりも可哀想なのはカーネイジですよ。
「ヴェノムを倒して最強になる!」と息巻いていたのに、誕生したその日のうちに敗北してしまうわけですから。
せめて、日をまたいで、もう1バトルさせてあげて欲しかった…。
やっぱり超人気ヴィランかつ実写映像化が熱望されて来たカーネイジが、本作の1バトルだけで消化されてしまうのは

もったいないなぁ
と思わざるをえません。
また、加えて残念なのが、前半のグダグダ感。
97分という上映時間は監督曰く“あえて”短くしているとのことで、ここは、平気で2時間を超えてくるヒーロー映画を多く見てしまっているミヤヒロの感覚がおかしい、ということにしておきます。
ですが、“あえて”上映時間を短くしている割に、それに見合ったテンポ感ではなかったな、という印象。
ミヤヒロは前作を初鑑賞した時、正直ハマりませんでした。
それはやはり、ヴェノムアクションまでの長さ。
まあ、繰り返し鑑賞していくうちに好きにはなっていきましたよ?でも心の中では

『1』は仕方ない、オリジンだもの
でも『2』はそうならないでね
と強く願っていました。
『2』の強みはなんといっても、『1』で説明に費やした時間をバトルに注ぎ込めること!
しかし、本作では、その“説明時間”をそのまま、エディとヴェノムの仲違い&和解に割り当てており、今回も対決までが長い!
大前提として、このエディとヴェノムの仲違いと和解は、本作において重要なプロットだとは理解しています。
しかし、やはり見たいのはヴェノムとカーネイジの大迫力バトルであり、そこまでが長い上、かつ1バトルだけ、ってのが残念でした。
やりようはあったと思うんですよ。
早い段階で1バトル入れて、そこから仲違い&和解をはさんで、ラストバトル!とかね。
さらにいうと、予告編にも問題あり!
カーネイジの見どころが、ほぼ予告編で描かれきってます。
脱獄シーンや、教会での変身シーン、ステンドグラス背景のカーネイジなど、

おぉ、かっけー…
と思うべきシーンが、どれもすでに見たことがある悲しさ…。
これは私が悪いんですか…?(メンヘラ風)
予告編を見過ぎた私が悪いんですか…?(メンヘラ風)
だって、予告編を超えてくる本編があると思うじゃあないですか…涙
まあ、ここは
逆に考えるんだ。
実写化のカーネイジが見れた、というだけでも十分じゃあないか…と。
それに今回は完全消滅ではなく、ヴェノムに吸収されたということで、カーネイジ再登場の可能性もあるわけですし。
ただ、カーネイジと違って、クレタスは生身状態でガブリされてたんでねぇ…。
クレタスじゃないカーネイジはカーネイジじゃないし、かといって、ここから人間のクレタス復活ってのも無理があるので、期待はせずに続報を待ちます。
クレタスより、シュリークより、エディのヘイトが1番高い!

がっかりポイントは、まだまだ続きます。
続いてのがっかりポイントは
クレタス(カーネイジ)の残虐性の薄さ
並びに、ヴィランキャラのヘイトの弱さです。
作中でも印象的に繰り返されますが、カーネイジとは“大虐殺”を意味する言葉。
原作でもカーネイジ並びにクレタスは極悪非道で、
とりあえず殺す!
誰でも殺す!
女子供でも殺す!
と本当胸糞キャラで、誤解を恐れずにいうなら、それが魅力・特徴でもあります。
そういう意味では、本作のクレタスには、その残虐さが物足りませんでした。
なぜなら、
- 幼少期の家族殺害には悲しい過去
- 成人してからの殺人は直接描かれない
- 脱獄シーンはアクション要素が強くヘイトが溜まりづらい
- 脱獄後は暴行と車泥棒だけ
だからです。
これでは、残虐!!!とは思いづらい…。
また、シュリークについても同様。
成人後殺人を犯しておらず、また矯正施設に入っていたということは幼少期に殺人を犯した可能性はあるものの、特殊能力を持っているのでそれが原因で暗い過去があるのかな、と想像できます。
あまりにもシュリークのヘイトが弱すぎるので、ラストバトルでヴェノムに突き落とされて鐘の下敷きになるシーンは、

やりすぎじゃない?
と思ってしまいました。
だって、シュリークはシュリークでカーネイジに対して敵意が芽生えてそうだったので、落とさなくても協力してくれたと思うんですよ。
なんとかうまく鐘ににはまって死んでいないことを願います。
そして、本作の最も極悪ポイントが、クレタスにかけるヴェノムの最後の言葉。
ヴェノムにガブリされる直前、クレタスはエディに対し「友情を育みたかった」的な言葉を残します。
ここでミヤヒロは

最悪な殺人鬼ではある!
だけど、虐待されていた境遇を考えると、同じく虐待を受けていたエディと繋がりたかったんだろうなぁ。
愛に飢えてたんだよなぁ。
カッとなってしまったのは、エディの偏向報道が原因だもんなぁ。
本当は仲良くしたかったんだよなぁ
と、しんみりしてしまいました。
問題はその直後の
バッカじゃね
というヴェノムの発言。
この言葉、クレタスに同情している観客に向かって放たれている言葉です。
「なに共感してんの?こいつ殺人鬼だよ?バッカじゃね」と。
ほっんと凶悪!笑
ただ、それをさらに超える極悪がエディ。
正直、クレタスやシュリークよりヘイト高いです。
確かに、ヴェノムの「人を食べたい」という要望は重い。
でも、それを含めて共生の道を選んだわけで、それに対して、ヴェノムはチョコや鶏でちゃんと我慢してるし、エディが「食べるな」といったら悪人でも我慢してます。
エディさん、あなた『1』では我慢しきれなくて、腐ったチキンとかお店のロブスター食べまくってたじゃない。
もう少しヴェノムの気持ち分かってあげてよ…。
トイレ掃除しない?それはお前の仕事だろ…笑
極め付けには、ヴェノムが出ていってからの“にやり”ですよ。
ヴェノムがエディなしで生きられないのを1番知っているのは、あなたじゃない。その“にやり”は1番いけない“にやり”だよ、ほんと。
アンの結婚を知り、自分も落ち込んでいるのにエディから「ただのアメーバ」と言われても「今は反論しない、2人とも傷ついているから」と大人な対応をし、翌朝にはエディのために空元気で朝ごはんまで作ってくれてるんですよ?
本っ当、良いお嫁さん…。
それを考えると、バイク破壊シーンは映画史上最もスカッとする破壊描写ですよ、ほんと。
ライオットより劣るカーネイジの個性の弱さ

さて、これが最後のがっかりポイント。
それは、
カーネイジ単体の個性のなさ
です。
クレタスに寄生したカーネイジの迫力と怖さは申し分ない。
強いていうなら、ヴィジュアル的にもう少しニュルニュルして欲しかったですが、おおむね大満足。
しかし、カーネイジ本体の個性は、ヴェノムはおろか、ライオットにすら劣る印象です。
前作に登場したライオットには、性格描写は多くないものの“隊長”という肩書きが与えられ、それだけで人物像やヴェノムとの関係を想像できました。
それに対し、カーネイジは生まれたばかりなので、そういった肩書きはなし。
あえていうなら“ヴェノムの子”であり、「父を倒す!父を倒して最強になる!」というのも口では言いますが、なぜそうしたいのか、というのがいまいちピンと来なかった。
そういうやつだ、と言われれば、それを受け入れはしますが、カーネイジ本体の魅力としてはかなり薄い印象は変わりません。
口調も普通だし、特徴的な考え方とかを持っているわけでもありませんし。
その上、カーネイジがどう強いのか?というのも、かなり伝わりづらかったです。
カーネイジには触手という身体的特徴がありますが、それがヴェノムが怖気付くほどの武器には見えません。
ヴェノムにできない形状変化もすでにライオットがやっています。
原作を知っていれば、なぜカーネイジがヤバいのかというのはある程度想像はつきます。
しかし、劇中では、とりあえずヴェノムに「あいつはヤバい」と言わせているだけで、じゃあ具体的になにがヤバい要素なのかというの「?」な部分が残りました。
結婚式場で誓います!ヴェノムとエディのウエディングムービー!

さてさて、ここまで否定的な感想でしたので、ここからはよかったポイントも話していきますかね。
それはもう言わずもがな、可愛いヴェノムと祝エディとヴェノム結婚!です。
本作では、前作以上に人とシンビオートの共生がテーマになっており、ヴェノムとカーネイジの勝敗もその共生の違いによって印象的に決着がつきます。
本作で描かれた共生は2種類あり、それは
- 宿主とシンビオートの精神の共生
- シンビオートと宿主以外の人間との共生
です。
順番に話すと、まずは宿主とシンビオートの精神の共生について。
まず前作では、臓器移植を例に、人間とシンビオートには身体の相性があることが語られ、ヴェノムとエディは身体的に最高に適合しているが語られました。
それについては、クレタスとカーネイジもそうでしょう。身体の相性・・・ふむ。
しかし、本作では身体の共生を超えた、精神の共生が、エディとヴェノムの仲違い、そして和解によって描かれていきます。
ヴェノムに関しては、すでに前作で身体の相性以上に、エディという人間性に対しての良相性を見出していたので、本作でポイントになるのはエディがヴェノムをどう思っているのか。
そして、最終的にエディがヴェノムを受け入れたことが、
- ヴェノムに対する謝罪
- 結婚式場での「誓います」
- 裸足で砂浜を駆けたい、というヴェノムの願いを叶えるラスト
から分かります。
結婚式場で「誓います!」は、完全に狙ってますね。
結婚おめでとう!ヴェノム!エディ!
そして、砂浜のラストシーンで、エディの足がちゃんと“ヴェノムの裸足”になっているのも細かい描写。
そして、宿主以外の人間との共生も重要です。
ラストバトルでは、アンやダンがいたからこそ、エディだけヴェノムと無事着陸でき、生身で墜落したクレタスに対し勝利します。
そんなヴェノムとアン&ダンの対比になっているのが、言わずもがなカーネイジとシュリーク。
音波攻撃が武器のシュリークに対し、カーネイジは超音波が弱点ですから、もうびっくりするくらい、2人の相性は初バトルから最悪。
しまいには、カーネイジがシュリークを殺そうとしてしまう始末。
それに対し、アンはヴェノムをうまーく手なずけ、ダンも火でヴェノムを窮地から救い出します。
それにしても、アンは前作よりも数段魅力的でしたね。
ミヤヒロがヴェノムでも、ああなる。
そして、本作を経て、2人は逃亡者となり、エディ自身もヴェノムを隠して静かに暮らすことが吹っ切れているようなので、さらに“最悪”な2人に期待です。
『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』感想まとめ

今回はSSU作品『ヴェノム/レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のネタバレ感想でした!
もう何よりもヴェノム可愛いが勝つ作品でしたね。
テンポ感や1バトルのみ、残虐描写の弱さなどがっかりポイントはありましたが、十分に楽しめました!
ポスクレではMCUとの合流も果たし、またマリガン刑事のトキシン化やレイブンクロフト登場など、今後の作品が楽しみになる要素も多いので、『ヴェノム3』が待ちきれません!
『スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム』登場もあるえるかも…。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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