
みなさん、こんにちは!
『カルブロ!』へようこそ!
管理人のミヤヒロです!
- ドラマ『ロキ』1話のあらすじが気になる!
- ドラマ『ロキ』1話の感想・考察が読みたい!
ついに待望のMCUドラマ『ロキ』がディズニー+にて配信となりました。
MCUドラマ3作目であり、フェーズ4の3作目にもあたる本作。
エンドゲームでアベンジャーズから逃走した〈もう1人の〉ロキが主役の『タイムトラベルスリラー』です。
ドラマ前2作は、映画に匹敵する映像と人気ヒーローの陰に隠れていたキャラクターを次世代アベンジャーズを引っ張る存在にまで引き上げた素晴らしい脚本によって高評価を得ました。
ヴィラン(敵)にもかかわらず、ヒーローに並ぶ人気キャラクターのロキが、MCUのトリックスターらしく全6話の中でどんな型破りな活躍をしてくれるのでしょうか。
さっそく、『ロキ』第1話のあらすじ、ネタバレ感想・考察を始めていきます!
ぜひ最後まで読んでいってください!
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『ロキ』第1話〈大いなる目的〉あらすじ
2012年。
ニューヨーク決戦でアベンジャーズに敗北したロキだったが、連行中に偶然四次元キューブを手に入れゴビ砂漠へ転移する。
しかしロキは突然あらわれたTVA(時間変異取締局)の部隊に神聖時間軸への抵抗罪で逮捕され、裁判にかけられることとなる。
一方、TVAのメビウス・M・メビウス分析官は1549年のフランスを訪れ、“とある変異体”によって相次ぐTVA部隊の襲撃を捜査していたがロキが逮捕されたことを知り、ある理由から彼を利用しようと考える・・・。
『ロキ』1話〈大いなる目的〉ネタバレ感想
あらすじ、と言っておきながら、時間変異取締局だの神聖時間軸だの変異体だの、知らない言葉ばかりでイマイチあらすじとして機能しておりませんが、、、
間違いなく面白いです!!!
60年代〜70年代のポップでレトロ、また工業的なアメリカンデザインを連想させるTVAの世界観に引き込まれました。
物語も第1話から非常によく作り込まれていて、ミヤヒロ的にはすでにフェーズ4の中で1位の作品です。
『神聖時間軸』MCUにおける時間の概念

『アベンジャーズ/エンドゲーム』にてMCUで初めて『時間を行き来する』こと、すなわちタイムトラベルが描かれました。
その後『スパイダーマンFFH』から『ファルコン&WS』までの間で『時間』をテーマに物語が描かれることはありませんでした。
ですがドラマ『ロキ』は『エンドゲーム』ぶりにMCUの世界における時間の概念(設定)が掘り下げられる作品となりそうです。
第1話でもさっそく、衝撃的な時間についての設定がMCUの世界に盛り込まれました。
- かつて多くの時間軸が存在し、それらを3人のタイムキーパーが1つの時間軸に統一。
- その統一された時間軸を『神聖時間軸』と呼ぶ。
- 神聖時間軸からそれて、時間軸を分岐させた者を『変異体』と呼ぶ。
- TVAとその従業員は、変異体を確保し、分岐した時間軸を修正するためにタイムキーパーが生み出した。
- タイムキーパーは今も存在し、神聖時間軸を定めている。
少し複雑さもありますが非常に面白い設定で、今後のMCUにおいて重要になってくる概念だと思いますが、気になることが2つあります。
1つ目は、
神聖時間軸は自然なものではなく、タイムキーパーによって意図的に決められている
ということです。
ロキはTVAの法廷で、アベンジャーズが時間を行き来していることを伝えますが、それはタイムキーパーの定める神聖時間軸では予定通りの時間の流れなので問題ないとのこと。
ロキが四次元キューブの力でニューヨークからモンゴルへ移動しただけで逮捕されたのに対し、複数人が様々な過去に戻ったことは予定通りだと許されるというのは、一体タイムキーパーという存在はどういう基準で神聖時間軸を定めているのか。
まさに神のみぞ知るところでしょう。
ロキが納得いかないのも当然。
というか、ロキはアベンジャーズがタイムトラベルをしていることにあの時気がついていたんですね。それも新発見。
2つ目は、
時間軸が神聖時間軸1つに『統一』されている
ということです。
これからMCUの世界では多元宇宙〈マルチバース〉が描かれるのではと言われています。
その証拠に
- 『スパイダーマン/FFH』でマルチバースという言葉が使われる
- 2022年に『ドクター・ストレンジ・イン・マルチバース・オブ・マッドネス』が公開される
ことが決まっています。
しかし、MCUの世界の時間の流れが神聖時間軸に統一されていて、また分岐した時間軸をTVAが修正しているということは、現段階ではマルチバースが存在しないということになるのではないでしょうか。
飛躍してますかね、、、。
ただそう考えるとMCUのマルチバース展開は「そういうもんがあるんだよ」とすんなりと導入されるのではなく、もう1展開・2展開仕掛けがありそうな気がして、ワクワクしてきませんか?
ヴィラン・ロキのジェネリック改心

『ロキ』を鑑賞する前に1つの不安がありました。
それは
このドラマの主人公〈もう1人の〉ロキが、母や父の死、ソーとの和解を経験し改心したロキではなく、コールソンや一般市民を殺害した直後の〈ヴィラン〉ロキとして描かれるのか
という不安です。
もちろん『ロキ』でもコミカルで愛きょうのあるロキを観たいです。
しかし、改心前のロキが改心後のロキと同じように『許されたヴィラン』として描かれてしまうと、違和感が残るなぁ、、、と考えていました。
ですが制作陣もそれは理解しているようで〈もう1人の〉ロキの魅力的な面だけを描くではなく、目的のためなら人を傷つけ殺める暗黒面を持つキャラクターとしてもしっかり描写されていました。
ですがやはり『ロキ』もマーベル映画、つまりはヒーロー映画なので、いつまでもヴィランのままでは困ります。
第1話では多くの時間をさいて〈本当の〉ロキとは異なる方法で自分の弱さを認め、心を改めていく姿が丁寧に描かれます。
特に印象的なシーンはロキとメビウスの談話シーンですね。
メビウスがまるで心理カウンセラーのようにフランクに質問を投げかけながらロキを挑発してみたり、彼を認めているかと思えば、現実を突きつけ、激しく問い詰める。
ロキに負けず劣らず口巧みに彼の建前を崩していき、真意を丸裸にさせていく流れは、派手さはないものの高い脚本力と役者の演技力で見せつけられました。
間違いなく『ロキ』名シーンの1つです。。
ロキは負ける運命にある。痛みを与え続ける存在。みんなを刺激し、力を引き出す。
どの言葉も的確にロキを表していて、おそらくロキの〈その後〉を知っているメビウスだからこそ言えた言葉なのだろうとも思います。
そして〈本当の〉ロキが経験した両親の死やソーとの友情を追体験することで、荒療治ではありますが、〈もう1人の〉ロキも主人公にふさわしい存在へと近づいていきました。
〈ヴィラン〉ロキから〈ヒーロー〉ロキへの心変わりを自然にかつドラマチックにうまく描いていると思います。
『ロキ』第1話〈大いなる目的〉ネタバレ考察
変異体ロキの狙い:リセットチャージ

『ロキ』第1話では2つの話が進行していました。
- TVAに連行されたロキの物語
- TVAを襲う『謎の変異体』を追う物語
今後『ロキ』は謎の変異体をロキが追っていく物語に進展していくと思われますが、1話ラストでメビウスの口からこの変異体の正体はロキであると語られました。
ではまず、変異体ロキの目的について考察していきます。
ズバリ変異体ロキの目的は、
時間軸を消滅させる『リセットチャージ』を集めること
1954年フランスでTVA部隊が襲撃された現場を捜査をするメビウスは、TVA部隊から『リセットチャージ』が奪われていると発言します。
では一体リセットチャージとは何なのか。
1話冒頭でロキがTVA部隊に連行されるとき、部隊の1人が『あるアイテム』を置くと装置が作動します。
その後、TVAと時間軸について説明するアニメの中で、分岐した時間軸を修正するために使ったアイテムが、先ほどの『あるアイテム』と同じ形をしていたことから、『あるアイテム』=分岐した時間軸を消滅させるための道具であると考えられます。
そしてラストシーン。
TVA部隊がロキ変異体と思われる敵から襲撃を受けるシーンで、その変異体ロキはTVA部隊に火をかけたのち、地面に置かれた『あるアイテム』を拾い上げます。
おそらく、変異体ロキはその『あるアイテム』を集めているのでしょう。
以上のことから考えると
ロキが集めている『あるアイテム』=リセットチャージ:時間軸を消滅させる道具
と考察することができます。
変異体ロキがリセットチャージを集める理由

では変異体ロキがTVA部隊を殺害してまで、リセットチャージを集める理由は何でしょうか。
それは
母が殺される時間軸を消滅させること=母を生き返らせること
です。
そう考えるとゴビ砂漠で連行される際、TVA部隊が作動させたリセットチャージを見つめるロキのカットも意味深に見えてきます。
ではなぜ、そのような考察にたどり着いたのかというと、まず『なぜロキはリセットチャージが必要なのか』を考えました。
リセットチャージを集めるということは、消したい時間軸、つまり消したい出来事があるということです。
ではロキにとって一番消したい出来事が何かを考えたとき、ロキ第1話を振り返ると母の死と考えるのが自然ではないでしょうか。
変異体ロキの本当の正体

では、この変異体ロキとはいったい誰なのか。
いったい誰なのかと言ってもロキではあるんですが、どの時間軸のロキなのか。
それは
『ロキ』主人公:〈もう1人の〉ロキ
だと考えます。
神聖時間軸のロキは母の死をソーとともに乗り越え、TVAの存在を知ることなく命を落とすので、変異体ロキではないでしょう。
では母の死を克服できずにいて、TVAとリセットチャージの存在を知っているロキといえば・・・。
また神聖時間軸でサノスに殺されると知った〈もう1人の〉ロキが「名誉ある目的」とつぶやくシーンがあります。
支配が自分の真の目的でないことを自覚し、自分の知らない未来で自分とは違う自分に母が殺された〈もう1人の〉ロキに残された「名誉ある目的」・・・。
そう考察すると第1話タイトル「大いなる目的」も変異体ロキを捕らえること、そして、母を生き返らせることのダブルミーニングを持った伏線に見えてきます。
ロキはサノスや告発者ロナンのように完全な悪ではありません。
優しさや悲しみがあるからこそ、ロキは魅力的なヴィランです。
しかし、その優しさや悲しみがロキを突き動かした時、ロキはまた人を傷つけ、殺してしまうのではないでしょうか。
目的のために、、、。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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